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『週刊朝日』に片岡義男による書評が掲載

4月6日発売の『週刊朝日』2021年4月16日増大号「今週の一冊」に、片岡義男による書評「無数にあった日本の“時”を思う」が掲載されています。作品はアンナ・シャーマン著/吉井智津訳『追憶の東京 異国の時を旅する』(早川書房)です。

日本に2001年から10年余り滞在した著者が「時を告げる鐘」を探し歩きながら東京の歴史をひもとく本書について片岡義男は、
「『外国人作家による日本紀行文のあらたな傑作!』とも評されるこの本が東京への恋文であるのはいいとして、書いた内容とその対象は、本の中にすべて残る。そしてそれを書いた当人は、もうそこにはいない」と書いています。
なお、この本に登場する「大坊珈琲店」の店主・大坊勝次さんと片岡義男は『本好きさんのための東京 コーヒーのお店』(2016、ダ・ヴィンチ編集部)の中で対談をしています。

■リンク

『週刊朝日』2021年4月16日増大号
「東京、ひとつの壮大な時計」。時の鐘を訪ね歩く紀行文学の傑作『追憶の東京』(アンナ・シャーマン)
 ※本書の冒頭部分を読むことができます。
英国在住の作家が、愛してやまない東京を描く紀行エッセイ『追憶の東京』訳者あとがき

■関連ページ

【エッセイ】
「眠れる東京の坂や谷が目覚める」
「映画には「消えた東京」が残っている」
旅と小説はどのように関係し合うのか

2021年4月7日 12:20 | 片岡ニュース

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