映画には「消えた東京」が残っている
〈書評〉宮崎祐治著『東京映画地図』
ひとりの読者として見当をつけるなら、1500本くらいだろうか。これだけの数の日本映画のなかに、東京でロケーション撮影された場面を見つけ出し、短い文章とイラストレーションによって描いた本だ。
『どっこい生きてる』という映画の冒頭に早朝の千住大橋が出てくる。仕事を求めて人々が集まってくる場面の美しい背景だ。『人間狩り』のクライマックスでは京成本線の町屋駅のプラットフォームが舞台だ。『土砂降り』という作品では、蒸気機関車や貨車など、当時の南千住駅とその周辺が、…
底本:『週刊朝日』2016年11月4日号
- #東京
- #クライマックス
- #フィクション
- #仕事
- #文章
- #書評
- #読者
- #映画
- #スクリーン
- #吉永小百合
- #戦争
- #戦前
- #蒸気機関車
- #自動車
- #2016年
- #画面
- #日本映画
- #貨車
- #原節子
- #娯楽
- #人々
- #撮影
- #劇映画
- #背景
- #プラットフォーム
- #麦秋
- #週刊朝日
- #片岡義男の書評
- #『週刊朝日』
- #からくり
- #どっこい生きてる
- #イラストレーション
- #オート三輪
- #セールス
- #ダイハツ
- #ニコライ堂
- #ニコライ堂映画
- #ミゼット
- #ロケーション
- #京成本線
- #人間狩り
- #千住大橋
- #南千住駅
- #土砂降り
- #宮崎祐治
- #幹線道路
- #愛情の都
- #暖流
- #東京の地図
- #東京ラプソディ
- #東京映画地図
- #玩具工場
- #町屋駅
- #青い芽の素顔
前の作品へ
次の作品へ