本日発売の『群像』2021年1月号の小特集「2020年のジョン・レノン」の中で、片岡義男のエッセイ「1962年のハンバーガー」が掲載されています。

1962年は、ザ・ビートルズの最初のシングル盤が発売された年ですが、片岡は1963年になってからその曲を聞いたと言います。そして「ザ・ビートルズに関して、きみはどこにいるんだ、と問われたなら、僕はいまでも一九六二年のスター・クラブにいます、と答える」と綴っています。
『群像』の小特集では他に高橋久美子さんの小説「星の歌」、向井康介さんの小説「アミラル」も掲載されています。ぜひお手にとってお読みください。

http://gunzo.kodansha.co.jp/58959/58962.html

今年はザ・ビートルズの元メンバーであるジョン・レノンが射殺されてからちょうど40年。音楽雑誌でジョンの特集が組まれたり、東京では『ダブル・ファンタジー　ジョン アンド ヨーコ』と題した展示会が開催されるなど、ジョン・レノンについての回顧があちこちで行われています。片岡義男の『彼らを書く』にもジョン・レノンに関するエピソードは数多く出てきます。こちらも併せてお読みください。

■関連リンク

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・「僕も彼らを書く」第11回　こんな人がいたなんて
・【連載企画】『彼らを書く』編集者が語る――僕も彼らを書く
・制作舞台裏｜エッセイ集『彼らを書く』――片岡義男が「彼ら」への思いを綴る
・『彼らを書く』（2020/04/22刊行）