VOYAGER

片岡義男.com 全著作電子化計画

MENU

評論・エッセイ

ミスタ・ロンリー

夜の港に霧笛を響かせながら定期便が出航する。その船に彼はひとり乗り込み島に向かうことにした。船上で迎える朝の潮風、波、陽光、青い空……爽快な朝に「ミスター・ロンリー」が流れてくる。この曲が似合うのはこういう場所だ。

底本:『アップル・サイダーと彼女』角川文庫 一九七九年

このエントリーをはてなブックマークに追加