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書評

「ニッケル・アンド・ダイムド」

 題名のなかにある「ニッケル・アンド・ダイム」という言葉は、文字どおりには五セントそして十セントの硬貨のことだが、通常は意味がもう少し広く、小銭、はしたがね、といった意味だ。これが動詞として使われていて、なおかつここでの意味としては受動態だから、「小銭であしらわれて」「小銭でこき使われて」というような意味の題名となる。
 そして副題は、主として経済的な意味で、どうにかこうにかやっていく、という意味のゲット・バイが名詞化され、それがノットで否定されているから、副題ぜんたいとしては、「どうにもこうにもやっていけないアメリカで…

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