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エッセイ

『江戸でシャンペイン』

 僕がこの文章を書いているいまは、一九九五年の十二月だ。ついでに日付と時間を書いておこう。十五日の午後五時三十分だ。いまとはいったいいつなのか、はっきりさせておきたい、と僕は思う。このいまから見て、僕がもっとも最近になって書いた、オートバイの出て来るストーリーを、まず採録したい。短いものだから全文を採録しておく。書いたのは今年の夏の前ではなかったか。あるオートバイ雑誌の、臨時の増刊号に掲載されたものだ。東京をオートバイで走ることをなんらかのかたちで主題とした、一千字のストーリーを、という注文だった。そのストーリーはタイトルを『江戸でシ…

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