片岡義男.com リニューアルオープン! 新作4作品をお届けします
片岡義男.comは本日よりリニューアルいたしました。会員制度も新しくなり、新しい連載も始まりました。本日公開の4作品をご紹介します。
【新連載】世界地図の歩き方 シリーズ
写真家・佐藤秀明は、片岡義男の作品にもっとも多く写真を提供してきました。片岡義男の文章は常に写真が備わっているように、佐藤秀明自身もまた一緒に寄り添う印象がありました。片岡義男.comがはじまると、ごく自然に、私たち片岡チームは佐藤秀明とも近しい仲間となっていったのです。何か仕事をしようと、わずかばかり取材費を捻出してアメリカへ彼を送り出す企画も考えました。結果出来上がってきた写真集が『LONESOME COWBOY』です。佐藤秀明は私たちにとってますます欠くことのできない存在になりました。誰も知らないような地球の各地を歩き、数えきれない光景を写真に収めた佐藤秀明に世界を語ってもらおう。そして、片岡義男を語ってもらおう。そう思って、この連載をスタートしました。
第1回『賄賂の渡し方』
越後屋、おぬしも悪よナ。へへ、お代官さまほどじゃござりませぬ。いつの時代どこの世界であろうと、生きていくためチト訳ありの袖の下。そんなの知らないワ、まあ嫌だコト、そうおっしゃってやらずに生きてきたのなら、あなたは清く正しい人だと言えるだろうか。そりゃあんまり袖なかろうぜぇ。ぜひ現実をチラリお読みください。
【特集連載】「僕も彼らを書く」第19回を公開
片岡義男作品の編集者として3作品を世に送り出した、光文社・篠原恒木さん。ご存知の方も多いと思いますが、片岡義男.comオリジナルのエッセイ作品にも多く登場されています。篠原さんの手による特集「僕も彼らを書く」も本日から連載復活です。第19回は『謎の映画に、謎の男』です。サム・ペキンパー監督の映画、Pat Garrett and Billy the Kidについて書かれています。さらに、片岡義男の名言も語られています。読まないという選択肢はありません!ぜひお楽しみください。
第19回『謎の映画に、謎の男』
[編集者・篠原恒木『僕も彼らを書く』連載ページへ]詳細はこちら
【新作】シリーズ「東京を撮る」48を公開
片岡義男書き下ろしのエッセイシリーズ「東京を撮る」48『内房線・館山駅に僕がいる』を公開しました。
東京を撮る48『内房線・館山駅に僕がいる』
1995年当時、片岡義男はオリンパスのOMシリーズを使っていたんだなあ、というのが、今回の東京を撮る48『内房線・館山駅に僕がいる』のハイライトです。写真という表現は、感覚も技術も見る人にすっかり晒してしまうものだと片岡義男は言い、こう続けます。「今回の写真と、これまでの写真を比べると、技術が絵画以上に〝見せたいものを見せる〟ことに大きく関わってくる、そのことを噛みしめたいと思う」と。秋の深まり、ぜひお楽しみください。
【エッセイ】『ナポリへの道』より1作品公開
『ナポリへの道』(東京書籍/2008年)から『ケチャップの瓶を逆さに立てる』を新たに公開いたしました。なお、エッセイは来週から毎週火曜日に更新いたします。
2020年10月15日 10:00 | 片岡ニュース
前の記事へ
次の記事へ