『BE-PAL』2024年11月号に片岡義男『ときには星の下で眠る』が登場
10月10日発売のネイチャー&アウトドアライフマガジン『BE-PAL』(小学館)11月号の連載「旅する道具学」に、片岡義男の小説『ときには星の下で眠る』が登場しています。
「旅する道具学」は、『BE-PAL』10月号から始まった連載で、筆者はアウトドアライターのホーボージュン(@hobojun)さん。「サスライギアエッセイ」と副題がつけられた本連載は「旅」「野宿」「愛用の道具」をテーマとしたエッセイで、今回は屋外で眠る際に便利な小型シェルターとして、ヒルバーグ社のタープが取り上げられています。ちなみに1980年代には片岡義男が同誌で「ぼくのお気に入り道具たち」を連載しています。
ホーボーさんは、原付免許を取ったばかりの16歳の時に片岡義男の『ときには星の下で眠る』を読んですっかり虜になり、主人公に自分を重ね合わせ「いつかは自分も『たまには星の下で眠るんだ』というセリフを口にしよう」と思い、マントラのように唱えながら生きるようになった、と書いています。そして今では「ときには」どころか「ねんじゅう」星の下で眠る暮らしをしているとのこと。また、X(旧Twitter)の投稿によると、10代の頃には妹さんに「今日から俺のことは“おにいちゃん”ではなく“ボビー”と呼べ」と言っていたのだとか。片岡作品への心酔ぶりがよくわかります。
【関連作品】
・小説
『ときには星の下で眠る』
・エッセイ
『ときには星の下で眠る』
2024年10月18日 18:00 | 片岡ニュース