片岡義男による連載エッセイ「片岡義男のアメリカノロジー」が掲載された雑誌『ポパイ』や、雑誌『ブルータス』『アンアン』『オリーブ』（すべて株式会社マガジンハウス発行）などでアートディレクションを務めたデザイナー、新谷雅弘さんの展示会が島根県立美術館で開催中です。

1976年創刊の『ポパイ』は、アメリカの現代的ライフスタイルを他誌とは一線を画す新しい切り口で紹介し、人気を博しました。新谷さんはレイアウトが原稿執筆に先行する「先割」と呼ばれる手法で雑誌のスタイルを確立したことで知られています。


●「『アンアン』『ポパイ』のデザイン　新谷雅弘の仕事」開催概要
会期：2024年6月28日（金）〜2024年9月2日（月）
開館時間：10:00～日没後30分（展示室への入場は日没時刻まで）
休館日：火曜日（ただし8月13日は開館）
住所：島根県松江市袖師町1-5
電話：03-5775-1515
詳しくは島根県美術館のホームページをご覧ください。


また、8月24日（土）には、『ポパイ』『ブルータス』『ターザン』などで編集長を務められた石川次郎さんと新谷雅弘さんのトークイベント「ポパイはどのように生まれたのか」も開催されます。この夏、島根方面に行かれる方はぜひどうぞ。

■関連作品

・「片岡義男のアメリカノロジー」