岩波書店『図書』にて連載中の片岡義男エッセイ「CDを積み上げる」。今回は、アメリカの歌手、音楽家、プロデューサーであるボニー・ギター（ボニー・バッキンガム／1923 - 2019）のアルバムについて取り上げています。

ボニー・ギターは、1957年にカントリーとポップスの両チャートでヒットした『ダーク・ムーン』でよく知られており、片岡義男自身もヒットチャートを流す番組で「何回聞いたかわからない」というほどです。『女性ボーカル・コレクション　エレガンスへの誘い』という40タイトルのCDの中の１枚である彼女のアルバム『Moonlight and Shadows』は、編曲と指揮を行なったジャック・ファシナートの手腕でまさに「傑作」に仕上がっており、その声は「親しみやすくのびやか」であり、彼女の武器でもあるとも書いています。

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■関連リンク

・「Dark Moon」（1957）

・「Moonlight And Shadows」