『口紅と雪の結晶』目次
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『口紅と雪の結晶』は1990年2月に角川文庫から刊行されました。
『口紅と雪の結晶』は「野性時代」1990年2月号、『彼女の心とその周辺』は1987年4月に東京書籍刊の単行本、『その日はじめてのコーヒー』は「野性時代」1990年3月号、『展望台の退屈』は「小説NON」1989年6月号にそれぞれ掲載されました(他は初出調査中)。
「一九九〇年の短編集。六編ある。幼い頃からはじまり、子供の頃、少年の頃、そして青年の頃、そのあとの頃までずっと、僕に影響をあたえ続けたのは、僕の目から見るとすでに完璧に成熟した美しい大人の女性たちだった。彼女たちが共通して持っていた、自給自足した完全世界のなかの、もの静かな華やぎの奥にあるひそやかな官能のようなものを、僕は忘れない。書くもののなかにときどき彼女たちが影を落とす」(「本人による角川文庫作品解説」(「月刊カドカワ」1991年4月号掲載)より)
「自分がいまひとりでここにいること、そしてその自分に自分だけのものの見かたがあることを、彼女はうれしく思います。うれしさは、笑顔になります。淡く切ない微笑から、華やいだ透明な笑い顔まで、彼女のひそやかな息づかいは、どれもみな物語です」(文庫カバー折り返しの作品紹介より)
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