『散ってゆく花』目次
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『散ってゆく花』は1990年5月に角川文庫から刊行されました。
『六月の薄化粧』は「野性時代」1990年4月号、『セヴンティーン』は「野性時代」1990年6月号、『肩をうしろから見る』は「野性時代」1988年7月号にそれぞれ掲載されました。
「短編集。どのストーリーのなかでも、登場人物たちは、それぞれの感慨をこめてビールを飲む。ビールをかくしテーマにした短編集だ。ビールを単純な飲物だと思っている人は多く、彼らはぐびぐびと音などさせてビールを飲むけれど、そういう人は馬鹿なのだと僕は思う。ビールは相当に複雑な飲物だ。五編のなかでは『セヴンティーン』がもっともいい。ドラマを内蔵している時間というものの、処理のしかたが気がきいている。この話のうち半分までは、僕の過去の体験だ。そのほかに、『散ってゆく花』『ロマンスなら上海』など、ビールをしみじみ飲みたくなるはず」(「本人による角川文庫作品解説」(「月刊カドカワ」1991年4月号掲載)より)
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