『星の数ほど』目次
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『星の数ほど』は1987年11月に角川文庫から刊行されました。
収録作品のうち、『二者択一に酔う』は雑誌「小説NON」1987年11月号に掲載されました(他は初出調査中)。
「女性と男性がひとりずつ、主人公として登場し、ふたりは物語の終りちかくになるまで知り合わず、それまでふたりのストーリーはそれぞれ独立して進行する、というスタイルの、すこしだけ長めの小説を書いてみたいとぼくは思った。彼女について書いていく部分と、彼について書いていく部分とが、合流することのないままにおたがいに独立したストーリーとして進んでいき、最後のほうになってふたりははじめて出会い、そこで物語はひとつになる、という小説だ。(中略)ふたりが出会うストーリーにいたるまでは、彼と彼女の過去が、おたがいになんの関係もなく、短いストーリーとしていくつも存在しうる。出会った相手は、自分とはまるでちがった経過をへて自分のまえにいるのであり、それまでなんのつながりもなかったふたりは、ほんのちょっとしたきっかけや成りゆきによって、あるとき、あるところで、決定的にひき会わされる。そして、会って親しくなることをふくめて、それからのふたりは、彼らのどちらもがまるで想像もしていなかったような方向へ、出会いによって導かれていく」(「あとがき」より)
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