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評論・エッセイ

彼女が演じた役──原節子の戦後主演作を見て考える はじめに

この短い文章は、1994年に早川書房から発売された『彼女が演じた役-原節子の戦後主演作を見て考える』の序文として書かれたものです。小津安二郎監督の『東京物語』を見て、紀子三部作が気になった片岡義男は『晩春』『麦秋』も見て、原節子という女優の特異性に惹かれます。その成果が、中編小説「紀子が三人いた夏」であり、この「はじめに」から始まる長編評論です。

『彼女が演じた役——原節子の戦後主演作を見て考える』早川書房 一九九四年所収/ハヤカワ文庫 一九九八年所収
底本:中公文庫 二〇一一年

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