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片岡義男.com 全著作電子化計画

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評論・エッセイ

記憶のなかの物語──感受性という不思議な空間

「現在の物語」に続いて、片岡義男が考察するのは、海と水にまつわる記憶と想像の断片です。自然と人間の接点としての海を起点に、捕鯨船、イルカ、島の成り立ちと時間、川の風景、プールと、想像は連続しながら、存在としての人間と、記憶装置としての地球との繋がりを模索します。その思考の先に、一人の女性とプールについての物語が立ち上がります。

底本:『永遠の緑色』岩波書店(自然人のための本箱) 一九九〇年

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