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小説

固茹で卵と短編小説

梅雨の午後の交差点で、バーテンダーの立花新平と、彼のバーの常連で雑誌ライターの真崎海彦が偶然出会います。二人は、サンドウィッチを食べながら、スターウォーズ好きの親にレイアと名付けられた共通の友人のことをのんびりと話します。会話は真崎が書こうと考えている固茹で卵が出てくる短編小説の内容から、次々と溢れるアイディアへと展開。物語のタネを惜しげもなく披露する物語となっていきます。

初出・底本:『短編を七つ、書いた順』(2として所収)幻戯書房 二〇一四年

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