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小説

たぶん、おそらく、きっとね

27歳のサックス奏者、長谷川を狂言回しに、彼が所属するキャバレーのハコバンの面々、女性歌手、大学時代の友人たちなど、様々な人々の、変化する状況の中で生きる姿が、ジャズのスタンダードから流行歌まで、膨大な数の曲を背景に語られていきます。1967年、夜の街の賑わいが消え始めた東京の東側を舞台に、街の変化を丸ごと捉えた音楽小説です。

初出・底本:『たぶん、おそらく、きっとね』中央公論新社 二〇一五年

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