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評論・エッセイ

1月27日 シナリオ

『再会の時』という映画は大変面白かった。面白い点のうち、順番としてもっとも大事なのは、脚本と監督とを担当したローレンス・カスダンが、シナリオによってひとつの世界を成立させてみよう、というアイディアから出発していることだ。その核は物語の設定とダイアローグにある。

底本:『すでに遥か彼方かなた』角川文庫 一九八五年

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