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評論・エッセイ

子供をテーマにした写真集

『アメリカの子供たち』というタイトルの写真集を見て、こんなふうに子供をテーマにした写真とはいったいなになのだろうかと興味がわいてくる。子供を被写体にした写真には、早くからふたつの流派、考え方があったようだ。ひとつは、おおざっぱに言うと社会派、そしてもうひとつは、これもおおざっぱに言って審美派だ。

底本:片岡義男エッセイ・コレクション『なぜ写真集が好きか』太田出版 一九九五年

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