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評論・エッセイ

ロンドンの少年と幻想の都会

『グランド・セントラル駅へ着くまえにすでに、私はすわって泣いた』というタイトルの写真集は、イギリスのフォト・ジャーナリスト、ジョン・ウォーレンが撮ったモノクローム写真五十四点をおさめたものだ。ニューヨークに対して強く思い入れた結果できあがった写真集らしいということはタイトルを見ただけでわかる。

底本:片岡義男エッセイ・コレクション『なぜ写真集が好きか』太田出版 一九九五年
『紙のプールで泳ぐ』新潮文庫 一九八八年所収

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