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評論・エッセイ

ニューヨークとシアトル、ふたつの大都会の光と影

『私が窓から見た世界』という写真集はセントラル・パーク・ウェストに建つ高層アパートメントの十五階の居間の窓から撮りつづけたニューヨークだ。ひとつに限定された景色なんて、四季の変化がすこしあるだけなのではないのかと思ってしまいがちだが、そんなことはぜったいにない。じつにドラマチックな変化に満ちている。

底本:片岡義男エッセイ・コレクション『なぜ写真集が好きか』太田出版 一九九五年
『ブックストアで待ちあわせ』新潮社 一九八三年所収

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