ショート・パンツ
ホノルルで日本女性に遭遇した。彼女は東京におけるぼくの友人のひとりだ。袖のない洒落たつくりのシャツを着て、ショート・パンツをはいていた。聞けば、彼女はショート・パンツが大好きなのだそうだ。水着やミニ・スカートよりもはるかに解放感があり、気に入ったものが店で目にとまるとすぐに買ってしまうという。
底本:片岡義男エッセイ・コレクション『僕が書いたあの島』太田出版 一九九五年
『すでに遥か彼方』角川文庫 一九八五年所収
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ホノルルで日本女性に遭遇した。彼女は東京におけるぼくの友人のひとりだ。袖のない洒落たつくりのシャツを着て、ショート・パンツをはいていた。聞けば、彼女はショート・パンツが大好きなのだそうだ。水着やミニ・スカートよりもはるかに解放感があり、気に入ったものが店で目にとまるとすぐに買ってしまうという。
底本:片岡義男エッセイ・コレクション『僕が書いたあの島』太田出版 一九九五年
『すでに遥か彼方』角川文庫 一九八五年所収
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