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片岡義男.com 全著作電子化計画

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評論・エッセイ

テレビ・カメラが見るもの

白黒のテレビがかなり一般的なものとして家庭に入りはじめたのは一九五六年、五七年ころだった。ぼくは乳のみ児の域を脱した少年になっていたが、テレビにはなんにも興味がなかった。だけど、肌で、つまり全身でなにを感じていたかについて、要点だけ書いておこう。

底本:『町からはじめて、旅へ』晶文社 二〇一五年改版(一九七六年初版)
初出:『コンサートガイド』一九七五年六月号

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