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小説

撮られた人の行方 14 同級生が歩んだノン・フィクション

一枚の写真に写っていた美しい女性

「撮られた人の行方」第十四回は、前回のラストシーンを受けて、今回は、ノンフィクション作家の高倉健二が、高校の三年間同じクラスで、最も恋人に近い存在だった田畑桜子と新宿の喫茶店で会うところから始まります。彼女が高倉に送ってきた一枚の写真に写っていた美しい女性について、桜子から話を聞くために、高倉はこの場所にやってきました。そして彼は、桜子から、もう一人の同級生の話を聞きます。現在、桜子の最も近い存在だというその同級生と桜子が歩んできた物語は、高倉の心を捉える、見事なノン・フィクションだったのです。

底本:『MEN’S EX』一九九五年六月号

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