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小説

撮られた人の行方 7 女性は裸の写真を残すべきだ、という意見

ノンフィクションを書く高倉にとっての充実感。

「撮られた人の行方」第七回は、前回の『ひとつの夢といくつもの影』でノンフィクション作家の高倉健二が連絡を取った雑誌の編集部を訪ねるところから始まります。そこで高倉は、二十年前のヌード雑誌に掲載された写真の中から見つけ出した女性へと繋がる相手を紹介されます。高倉とヌード雑誌の編集者杉本が話すのは、ヌード雑誌やヌード写真集の作り方に関する論理です。それは高倉が書こうとしているテーマにも触れながら、雑誌編集者としての杉本の意見として書かれます。それがノンフィクションを書く高倉にとっての充実感でもあるのです。

底本:『MEN’S EX』一九九四年十一月号

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