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評論・エッセイ

アズベリー・パークからの挨拶状

ブルース・スプリングスティーンのロックンロールは、おおむね丸くなってしまって鈍い、当面のことに対してほとんど意味を持たないロックンロールとはまるでちがって鋭角的であり、都会の荒々しさを存分にたずさえて激しくやさしく、パーカッシブだ。

底本:『スターダスト・ハイウエイ』角川文庫 一九七八年

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