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評論・エッセイ

世田谷代田・経堂、2019年

東京を撮る 15

2019年5月の、地下ホームへと移行を済ませた小田急線世田谷代田駅のホームから始まって、かつての商店街の奥に2年ほど前にオープンした珈琲店を経て、夕食の約束のある経堂へ。そして、夕食の帰り道の、夜のすずらん通りと、片岡義男氏のカメラは、変わりゆく風景と、まだ残る風景を捉えていきます。消えていく運命が内蔵された、でも完全に調和が取れていたカタルシスのない風景をカメラに収めようとする一方で、作家としての目は、新しい東京が生み出した風景にも、消えていく運命を見出し、それもまた写真に収めていきます。

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