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編集者が語る「僕も彼らを書く」第6回 そんな日が来るとは思えない

That’ll Be The Dayという映画の邦題が『マイウェイ・マイラブ』になったという奇妙な事実には、それにふさわしいエピソードがあるはずだ、と僕は想像する。日本での公開権を握っていた映画配給会社では、当時の封切り前にタイトル会議が行なわれたはずに違いない。原題はThat’ll Be The Dayだ。バディ・ホリー&ザ・クリケッツが一九五七年にヒットさせた曲のタイトルである。実際に映画のエンディングでもこの曲が使用されている。日本語にむりやり訳せば「あり得ない」という意味にも取れる。さて、日本で公開するときには、このThat’…

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