VOYAGER

片岡義男.com 全著作電子化計画

MENU

関連本

編集者が語る「僕も彼らを書く」第4回 聞こえてないよね?

「初めてザ・ビートルズを聴いたとき、なんだこれは、と思ったんだ」
と、片岡義男さんは言った。
「衝撃だったのですか」
当然、僕は念を押した。
「ある意味ね。じつに訛りのひどい英語でロックンロールを歌っている奴らだなあと、そこにびっくりした」
「では、まったく魅力を感じなかったわけですね」
「いや、そんなことはないよ。僕が初めて彼らをカッコイイなぁと思ったのは、一九六五年のシェイ・ステイディアム公演だよ。三塁側のダグアウトから二塁ベース後方に設置されたス…

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連作品