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エッセイ

身を守ってくれる日本語

 昭和二十年代から三十年代いっぱい、そして四十年代の後半に入るあたりまでの期間に製作・公開された日本映画を、僕はヴィデオで少しずつ見ている。趣味のひとつだと言っていい。この期間は僕にとっては、子供から少年へと成長していった期間だ。そのなかを僕は実際に生きてきたのだが、社会の様相や時代の感触など、子供の特権とでも言うべきか、ほとんど記憶にない。ごく淡く、なんとなく知っている、という程度だ。それに日本映画は、ごく最近になるまで、僕は一本も見てはいなかった。
 だからこの時代の映画をいま見ると、あらゆるものがきわめて新鮮で、そ…

底本:『自分と自分以外──戦後60年と今』NHKブックス 2004年

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