街へ出て 外から見た日本
他人の目。これは日本の人たちが終生かかえて過ごす、もっとも大きなテーマだろう。個々の終生にとどまることなく、世代を超えて脈々と受け継がれてもいる。自分は人からどう見られているか、という最小単位の景色から、外国は日本をどう見ているかという極大の景色まで、他人の目はすべてをとらえて容赦ないのか。
外国の人たちが体験した日本についての記述、という領域で文庫の棚を探してみたら、ここにある九冊がたちまち見つかった。落ち着いて探したらもっとたくさんあるはずだ。
『ペリー日本遠征記図譜』(京都書院)、『バー…
『THE NIKKEI MAGAZINE』No.102 二〇一一年十月十六日
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