街へ出て 四冊の「恋愛」小説
この冬が急に寒くなり始めた頃のある日、友人たちと地元イタリアンの名店で夕食をともにした。店での待ち合わせまでに少しだけ時間があったから、近くの古書店へ寄ってみた。例によって数冊の収穫があり、そのうちの一冊が、今回の写真で下から二冊目にある三枝和子さんの『恋愛小説』という題名の小説だ。一九七八年刊行、布貼り箱入りという装丁で、古書としての価格は五百円だった。
『恋愛小説』(古書)、『恋愛小説』(椰月美智子、講談社、1680円)、『変愛小説集』(岸本佐知子・編訳、講談社、1995円)
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『THE NIKKEI MAGAZINE』No.94 二〇一一年二月二十日
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