いまアメリカでいちばん人気の高いドラマ番組は『ラヴァーン・アンド・シャーリー』だ。それに次ぐ第二位は、ＡＢＣパラマウントが製作しているファミリー・ドラマ『ハッピー・デイズ』（幸せな日々）だ。一九七五年の視聴率が27パーセント。あくる年には、46パーセントという数字に達している。毎週火曜日、全米で二二〇〇万人にのぼる人たちが、この『ハッピー・デイズ』を観ている。最大の中心になっているオーディエンスは18歳から48歳までの女性ということだが、おやじさんも子供も、そして若い人たちも、この番組に熱心な興味をよせている。
『ハッピ…

『POPEYE』一九七七年八月二十五日号