岐阜県恵那市の"泊まれる（古）本屋"「庭文庫」で、3月3日から始まった清水雄也さんの初写真展「海に小舟が傷を残すとき」。この展示の中で「おすすめの本」として10人の作家の本が紹介されており、そのうちの１人として片岡義男が取り上げられています。

清水さんは1997年生まれ。現在、多治見市モザイクタイルミュージアムの学芸員をされており、今回の写真展では６年間にわたって撮影した写真の中から「現在の目」で選んだものを展示されています。
片岡義男作品については、
「優れた短編小説作家の多くがそうであるように、片岡さんの小説群には『これはちょっと……』というものがまずない。ほとんどの作品が一定以上の質を保っている」
と紹介した上で、お気に入りの作品のシーンについても言及されています。

清水さんによる片岡義男の紹介文はこちらで全文お読みいただけます。

■清水雄也　初個展『海に小舟が傷を残すとき』

開催概要
会期：2024年3月3日〜3月30日
※毎週金・土・日・月、および3月20日のみオープン
時間：13:00〜18:00（20日・水のみ13:00〜22:00）
会場：庭文庫（岐阜県恵那市笠置町河合1462−3）
詳細はこちらから