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『IN THE CITY DIGITAL』で「ドーナツを聴く」第十三回が公開

BE AT TOKYO発行の『IN THE CITY DIGITAL』で片岡義男「ドーナツを聴く」の第十三回「化粧品と引き換えのシングル盤」が公開されました。

今回取り上げるドーナツ盤は、かつて資生堂が化粧品のシーズンキャンペーンCMで使用した「キャンペーンソング」を収めたシングル・レコードです。但し市販品ではなく、販促用として作られたとおぼしき資生堂のロゴ入りの「非売品」のものばかりです。
1976年、初めてのタイアップ曲として小椋佳を起用した『揺れる、まなざし』から、堀内孝雄『君のひとみは10000ボルト』(1978)、世良公則&ツイスト『燃えろいい女』(1979)、内山田洋とクール・ファイヴ「魅惑・シェイプアップ」(1980)など、どれもタイアップ効果でヒットした曲ばかりです。当時、資生堂はカネボウと激しいタイアップ競争を繰り広げており、テレビやラジオでこれらの曲は繰り返し流されていました。片岡義男は「このようなシングル盤が化粧品の売り上げに多少とも寄与した時があったのだろうか」と、誰にともなく言葉を投げかけています。

「ドーナツを聴く」はこちらからお読みいただけます。

2022年1月12日 15:15 | 片岡ニュース

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