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『ニッポンの音楽批評 150年100冊』で『ぼくはプレスリーが大好き』を紹介

立東舎発行の『ニッポンの音楽批評 150年100冊』(栗原裕一郎、大谷能生 共著)で、片岡義男の『ぼくはプレスリーが大好き』(1971、後に『エルヴィスから始まった』に改題)が、1966年〜1995年に出版された代表的な「音楽の本」20冊のうちの一冊として紹介されています。

『ニッポンの音楽批評 150年100冊』についてはこちら

本書は、明治初年前後から令和初頭までのおよそ150年の間に、日本において「音楽」がどのように記述され、語られてきたのかを音楽そのものではなく「音楽を巡る言説」から確認し、日本の音楽批評の歴史的変遷をたどったものです。
『ぼくはプレスリーが大好き』は、「第4章 1966年〜1995年 批評する主体の確立から解体へ〜サブカルチャーとしての音楽と批評」のブックガイドの中で取り上げられており、「流行の波に乗っているようで乗っていない、若者文化の代表のようでいてそうでない、ポップのゴミの山でクールに遊びながら、その底からエッセンシャルな哲学を取り出してくる彼の筆致がここにも刻まれているように思う」としています。
また、片岡義男.comのことにも触れられており、「サブスク時代の出版/読書の在り方として注目したい」と書かれています。

2021年12月27日 15:15 | 片岡ニュース

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