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『週刊朝日』に片岡義男による書評が掲載

10月26日発売の『週刊朝日』2021年11月5日増大号「今週の一冊」に、片岡義男による書評「花街は自助努力の最たる場所だった」が掲載されています。作品は三浦 展著/『花街の引力 東京の三業地、赤線跡を歩く』(清談社Publico)です。
「花街」は三業地または二業地を意味する言葉。その三業とは芸妓屋、料理店、待合のことで、本書では東京にあった43の花街について解説しています。片岡は「日本の男たちのたどった不思議な命運が、江戸時代から明治、大正、昭和をへて、現在までつながった様子をかいま見ることが出来るのが本書の面白いところだ」と評し、「自助努力の最たるものが花街だったとすると、そのような努力が生まれてくる根源のひとつに、貧因があったはずだと、僕は考える」と書いています。

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2021年10月27日 16:05 | 片岡ニュース

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