万年筆のパイロットが文具専門店向けに発行している情報誌『RASHIN』（ラシン）issue 34（2020年12月1日発行）「かく人と、」のコーナーに、片岡義男のエッセイが掲載されています。

「かく人と、」は「日々『かく』行為を大切にされているさまざま方々に、『手でかくこと』へのこだわりやエピソードについて語っていただくコーナー」とのこと。

片岡義男はエッセイの中で、自身に合った万年筆やインク、紙を決めるに至るまでの経緯や使う際のこだわり、現在の創作活動の中での万年筆の使い方などについて綴っています。そして万年筆で文字を書くにあたって「もっとも重要あるいは厄介なもの」はインクであると述べています。また、誌面にはエッセイに添えて、この情報誌のためにパイロットの万年筆「カスタム742 M」とブルーのインクで200字詰め原稿用紙に新たに書いた、短編『今日この頃です』（「小説トリッパー」2020年夏号掲載）も掲載されています。

手書き原稿はこちらからお読みいただけます。

（協力：株式会社パイロットコーポレーション、株式会社スクーデリア）