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【新連載】「世界地図の歩き方」第7回『マルケサスに没したゴーギャン』

この地球に楽園があるというなら、あなたはどこを指差すだろう。地球のことごとく、すべてが観光という名の荒稼ぎの対象となり息絶え絶えにへたり込む。そんなことが1900年のはじめにもうあったとは。ゴーギャンの墓にでも詣でる気持ちが生まれたら、もしかしたら、まだ人間の価値のかけらが残っている証拠なのかも。

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