『ふたとおりの終点』目次
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『ふたとおりの終点』は1985年9月に角川文庫より刊行されました。
『別れて以後の妻』は「小説新潮」1985年6月号、『ふたとおりの終点』『オートバイに乗る人』はそれぞれ「野性時代」1985年4月号と同年5月号に、『400+400』はヤマハ発動機の広報誌「55mph」vol. 5(1985年6月発行)に、『ハートのなかのさまざまな場所』は「野性時代」1985年8月号に掲載されたものです。
この文庫本で読むことの出来る八編の短いストーリーは、ひとつをのぞいてすべて、一九八四年の夏に、いろんなところのプールのなかないしはプールサイドで考えたり思いついたりしたものだ。きみはプールサイドではろくなことを考えないのだね、と言われてしまうとみもふたもないが、それぞれのストーリーとプールとの関係について、簡単にメモしておこう。(中略)一九八四年にはプールおよびプールサイドでもっとたくさんのストーリーをぼくは考えたのだが、まだ書いていないものが多い。そのなかのひとつに、「ホックニーのプール」というのがある。ホックニーの画集に『ペーパー・プール』と題したものがあり、この画集に出てくるような、ホックニーが好んで描くプールをひとつの重要なとっかかりとしたストーリーを、「ホックニーのプール」というタイトルで書きたいと思っていて、ぼくはまだ書いていない。ことしの秋には、ぜひ書こう。
(「あとがき」より)
あとがき(『あとがき』にリンクします。「1980年代」の『ふたとおりの終点』をクリック)
※『紅茶にお砂糖』は、「月刊カドカワ」掲載時に『紅茶とお砂糖』だったものを改題。
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