『ターザンが教えてくれた』目次
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『ターザンが教えてくれた』は1982年3月に角川書店から文庫として刊行されました。
少年時代、風光明媚な瀬戸内の海と山に囲まれた地で遊び回っていた片岡義男。そんな彼が子供の頃に大きな影響を受けたのが、ジョニー・ワイズミュラ主演のターザン映画だった。スクリーンに映し出されるターザンの泳ぎは、当時の子供たちにとって単なるお手本であるだけでなく、そのあり方自体が憧れの存在であった……。少年時代を回想した表題作をはじめ、自身の過去と現在、アメリカそして日本の風景や書籍などについてのエッセイに加え、小説未満のショート・ストーリー数篇をぎゅっと詰め込んだ、片岡ファン必読の一冊。
あとがき(1982年3月)(『あとがき』にリンクします。「1980年代」の『ターザンが教えてくれた』をクリック)
※1「第二章からはじめよう」は「この美しい人たちについてぜひ語りたい 『第二章』の彼女と彼」として雑誌『JJ』1981年5月号に掲載。その後改題され本書及び片岡義男エッセイ・コレクション『本を読む人』(1995)に収録
※2「雨降り美術館」は「雨が、ぼくにオードリー・フラックの画集を開かせた」と改題され『ブックストアで待ちあわせ』(1983)、「片岡義男エッセイ・コレクション『なぜ写真集が好きか』」(1995)に収録
※3「ベッド・タイムの物語」は「リトル・ゴールデン・ブックスを開くと子供の頃のぼくがいる」と改題され『ブックストアで待ちあわせ』(1983)、「片岡義男エッセイ・コレクション『自分を語るアメリカ』」(1995)に収録
※4「ほろり、と泣いて正解」は「ほろりと泣いて正解」と改題され「片岡義男エッセイ・コレクション『彼の後輪が滑った』」(1996)に収録
※5「スーパーマーケット・カタログ」は「アメリカのお気に入りは、ひたすら甘く、あくまでも軟らかい」と改題され「片岡義男エッセイ・コレクション『自分を語るアメリカ』」(1995)に収録
※6「ヨシオ、今日のクロスワード・パズルをすませたかい」は「クロスワード・パズルの楽しさが、ぼくを離してくれない」と改題され『ブックストアで待ちあわせ』(1983)、「片岡義男エッセイ・コレクション『自分を語るアメリカ』」(1995)に収録
※7「ビルボード・アート」は「LAの大通りを巨大なビルボード・アートが見おろしている」と改題され『ブックストアで待ちあわせ』(1983)、「片岡義男エッセイ・コレクション『なぜ写真集が好きか』」(1995)に収録
※8「荒野の風はサンド・ペーパー」は「荒野の風はサンドペーパー」と改題され「片岡義男エッセイ・コレクション『彼の後輪が滑った』」(1996)に収録
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