『最終夜行寝台』目次
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『最終夜行寝台』は1981年2月に角川文庫から刊行されました。収録作品のうち『波が呼ぶんだよ』『最終夜行寝台』『港町しぐれた』は雑誌「宝島」、『樹』は雑誌「ミステリマガジン」、『ステーション・ワゴン』は「子供の館」にそれぞれ掲載されたものです。なお『瞬間最大風速』は文庫のための書き下ろしです。
彼女「どうやってストーリーを考えるんですか」
片岡「『港町しぐれた』と『最終夜行寝台』のふたつは、タイトルが先行したと思います。タイトルもやはり、物語りの時空間なのですね。いろんなストーリーをつくりうるようなタイトルでしょう」
彼女「そうなんです。だから、読むほうとしては、このタイトルでどんな話をつくってくれてるのだろうかと期待する楽しみが、まずあるんですね。
片岡「『港町しぐれた』とか『最終夜行寝台』といったタイトルをまず考え出し、そのタイトルからどんな性質の時空間をつくっていくかを、きっと考えるのでしょうね。どんな時間の流れかたをするのか、そして、どんなふうに空間が広がるのか、ということなのですが、それは主たる登場人物がきめることなので、結局、ストーリーは、主人公たちのものの考え方の方向や質によって、ある程度まできまってくるように思います」(文庫版収録「紅茶を五杯飲みながら、彼はつぎのようにこたえた」より)
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