VOYAGER

片岡義男.com 全著作電子化計画

MENU

特 集

未ログイン時には閲覧時間制限がございます。ご了承ください。

『ロンサム・カウボーイ』目次

『ロンサム・カウボーイ』目次

2026年1月16日 00:00

このエントリーをはてなブックマークに追加

このページは『ロンサム・カウボーイ』の目次ページです。

『ロンサム・カウボーイ』は1975年5月に晶文社から単行本初版が刊行され、1979年に角川書店から文庫化。2015年1月には単行本がオリジナル・デザインのまま復刊されました。雑誌『ワンダーランド』の創刊号から後継誌である『宝島』まで14回にわたって連載された短編小説を収録。片岡義男名義で刊行された最初の短編作品集です。

「この連作を書いているあいだ、かれはよく「描写」という言葉を口にした。それは、私たちが日本の近代文学の流れのなかでつかう「描写」という言葉とは、ちょっとちがうことを意味しているようだった。(中略)どこかの山に春がくるとかさ、とかれはいう、ピストルの弾丸が発射されて目標にとどくまでとか、それを描写するだけでひとつの小説ができると思うんだよ。

かれのいう『描写』には、かれが実際にいくつかの小説でこころみているような、沖縄に上陸した梅雨が北上するプロセスを一日きざみで追ったり、オートバイ芸人のハーレー・ダヴィッドスンが空中にとびだし、着地するまでの数秒間を十ページもかけて記述したりといったこころみが、大量にふくまれている。走る車のウインド越しに、トラック・ドライヴァーたちが「ちょっぴりちがった光」のなかで見ている世界がある。かれらが見ている世界を自分も見たい。そのために、その世界をウインド・グラスごと、こまかく、正確に記述していく。たっぷりすぎる含意はぬき。それがかれの『描写』である」

(津野海太郎著『小さなメディアの必要』所収「雑誌のロンサム・カウボーイ」より)

六杯のブラック・コーヒー

拳銃つかいの最後

霧の朝はやく、二車線のハードライダーが......

ライク・ア・ローリング・ストーンだって?

南へむかう貨物列車

西テキサスの小さな町

縛り首の木(ハンギング・ツリー)

ブラドレーのグランプリ

ジョージア州では桃が熟れるころ

胸に輝く星

パッシング・スルー

ロディオ・バム

荒馬に逢いたい

カーニヴァルの女

あとがき(『あとがき』にリンクします。「1970年代」の『ロンサム・カウボーイ』をクリック)