『いい旅を、と誰もが言った』目次
このページは『いい旅を、と誰もが言った』の目次ページです。
『いい旅を、と誰もが言った』は1980年3月に角川書店から刊行されました。1981年の文庫化にあたっては収録作品のうち『白い波の荒野へ』が『雨の伝説」に代わっています。
「『いい旅を、と誰もが言った』を構成している物語は、どれもみなきわめて広い光景のなかで成立している。光景の広さそのものが主役だと言っていい。四つの広い光景のうち、三つまではアメリカだ。そしてもうひとつは、太平洋とそのなかの小さな島だ。もっとも広いのはそれらの光景を覆う空だ。広い空がその下にある光景にもたらすなんらかの物語、それが、『いい旅を、と誰もが言った』という小説だ」(文庫版「あとがき」より)
「旅をめぐる状況が大きく変化し、あらためてこの『いい旅を、と誰もが言った』を読み返してみると、ますますフォードのピックアップ・トラックに乗って、あるいはVツインのオートバイにまたがって旅に出たくなってくる。ウエスト・コーストからヒッピーがいなくなり、旅の状況は大きく変わってしまったけれど、片岡義男が描いた旅が少しもその魅力を失わないのは、それが旅の原型のようなものであり、誰もが憧れる「原初的な旅」を、具体的にストレートに描ききっているからだろうと思う。
『いい旅を』と、誰もが言いたくなるような旅が、ここにあるからなのだ」(蔵前仁一/双葉文庫版解説より)
1980年単行本版
あとがき 1980年版(『あとがき』にリンクします。「1980年代」の『いい旅を、と誰もが言った』をクリック)
1981年角川文庫版/1998年双葉文庫版
Previous Post
Next Post
