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評論・エッセイ

一九六〇年、青年と拳銃 『拳銃無頼帖二 電光石火の男』

ここでは、『抜き射ちの竜』に続き、第二作『電光石火の男』が取り上げられます。冒頭のシーンからラストまでを詳細に見て、その物語だけでなく、役者の演技や監督の演出、音楽、セットやカメラワークなどの全てを映画の構成要素として捉える姿勢は、映画の見方の教科書としても極めて優れた評論になっています。そうして、細かく拾われたディテールから、青年とはどういうものかという主題が浮かび上がります。

初出:『一九六〇年、青年と拳銃』毎日新聞社 二〇〇八年
底本:『一九六〇年、青年と拳銃』毎日新聞社 二〇〇八年

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