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片岡義男.com 全著作電子化計画

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評論・エッセイ

五歳の僕がここにいる

五歳の僕といまの僕とが、どのようにへだたっているのかとなると、僕自身にもよくはわからない。が、つながりならひとつくらい、わかってもいいような気がする。五歳の頃の僕といまの僕とをつなぐ、当時もいまもなんら変わらないもの……。

底本:『自分と自分以外──戦後60年と今』NHKブックス 二〇〇四年

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