VOYAGER

片岡義男.com 全著作電子化計画

MENU

評論・エッセイ

僕はバラッドに徹しよう 7 アルバムの最後のページ

昨年の夏、たまたまとおりかかった喫茶店に入った。美人の店主は高校の同級生だった。高校生の頃の僕が撮った彼女の写真が、彼女の写真帳にいまも貼ってある、と彼女は言った。僕は好奇心にかられた。だから後日、喫茶店を再訪した僕は、アルバムを見せてもらったという話の続編として、僕はもう一度、彼女に会った。

『一個人』二〇〇一年十二月号

このエントリーをはてなブックマークに追加