掌の中の物語 STORY 11
二〇〇七年の夏が終わろうとする暑い日の午後、僕が装丁をたいそう好んでいるペンギン・ブックスのシャーロック・ホームズシリーズ十冊箱入りセットを、丸の内の洋書店で目にした。箱には興味がないのだが、せっかくのセットだからそれを手に入れた。
『GOLDEN min.』No.20 二〇〇七年十二月
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二〇〇七年の夏が終わろうとする暑い日の午後、僕が装丁をたいそう好んでいるペンギン・ブックスのシャーロック・ホームズシリーズ十冊箱入りセットを、丸の内の洋書店で目にした。箱には興味がないのだが、せっかくのセットだからそれを手に入れた。
『GOLDEN min.』No.20 二〇〇七年十二月
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