VOYAGER

片岡義男.com 全著作電子化計画

MENU

小説

淋しさは川のよう

出張先の街で仁科尚美は、高校の同級生だった中村江利子に声を掛けられます。高校時代の記憶にほとんど残っていない彼女に、しかし仁科は強く惹かれ、彼女もまた仁科に惹かれるが、離婚している仁科と違い、江利子は結婚していました。学生時代のお互いの記憶を辿りながら関係を模索する二人の思考を描写する中編小説です。

『野性時代』一九八九年五月号〜十二月号

このエントリーをはてなブックマークに追加