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評論・エッセイ

砂浜に書いた愛の文字

高校生の頃の記憶はいまやすべて淡く、その輪郭はぼやけているが、そんな僕でも当時のアメリカのポピュラー音楽は、その多くが体や心にしみ込んでいて、いまも消えていない。そのどれもが、いまでもくっきりとした輪郭を維持し、英語の歌詞はほぼ覚えていて、歌うことだってできる。

初出:『At Once』二〇〇八年十月
底本:『ピーナツ・バターで始める朝』東京書籍 二〇〇九年

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